XAMPPでルートディレクトリを変更する備忘録

よくWeb開発をローカル環境で行うとき、XAMPPを使用するのですが、基本的にhttp://localhost/で開発を行ってしまうとプロジェクトのルートディレクトリがhttp://localhost/newproject/になってしまうのでいろいろと問題が出ます。

なのでhttp://newproject/で表示確認ができるようにする設定方法を説明します。

httpd-vhosts.confの編集

まずXAMPPのApacheサーバー設定にVirtual Hostを設定します。

XAMPPのApacheの設定ファイル（httpd-vhosts.conf）を編集し、Laravelプロジェクトのpublicディレクトリを指すようにします。

このファイルは通常、{XAMPPインストールディレクトリ}\apache\conf\extra\にあります。

xamppを初期設定でインストールしてる人はC:\xampp\apache\conf\extraにあります。

Virtual Hostの追加

httpd-vhosts.conf ファイルの末尾に以下のようなVirtual Hostの設定を追加します（パスは適宜調整してください）。

<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/newproject"
    ServerName newproject.local
    <Directory "C:/xampp/htdocs/newproject">
        AllowOverride All
        Require all granted
    </Directory>
</VirtualHost>

hostsファイルの編集

Windowsの場合、C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts ファイルを編集し、以下の行を追加します。これは、testproject.local という名前でローカルのプロジェクトにアクセスできるようにするためです。

127.0.0.1       testproject.local

Apacheサーバーの再起動

XAMPPコントロールパネルからApacheのstartを押せば完了です。

これで、http://newproject.localにアクセスすれば表示ができると思います。

正直毎回この設定をしなきゃないのでめんどくさいんですがなんかほかにいい方法ないんですかね～と思ってます。